女優やモデルのポージング指導をするとき、私がまずチェックするのは首、肩、股関節です。どれも「首根っこ」「腕の付け根」「脚の付け根」と“根”がつきます。この表現は人間の身体感覚をうまく表していると思います。なぜなら“根”がつくところは、身体にとって非常に大事なところだからです。次にチェックするのは。“首”がついた場所。手首、足首、そして首そのものです。「首を切る」「寝首を掻く」など、熟語がたくさんあるように“首”がつくところも身体にとって大事なところです。フィジカルディレクターとして、この“根”と“首”のつくところに注目するのは、そこがゆがみやすい部位であるからです。そして、付き方がわずかに違うだけで「魅せるカラダ」から魅力のない身体つきに一転するからです。
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