人間は最初からすべてのことを知っているわけではありません。その時々の知識で、ペストの仕事をするしかないという制約があります。全体は、単なる部分の寄せ集めではないということがようやく最近分かってきました。部分と部分との間にあるもの、部分をまとめているもの、全体としての存在、というものを見落としてしまうか無視してきました。精製ビタミン・ミネラルは、部分にしかすぎないので、部分の持つ限界があります。そのことに気づいたとき、日常的な食べ物に含まれている栄養素の自然なまとまりを健康(栄養)補助食品として摂ることがいまの時代のベストだと私は考えています。現代の作物の栄養の貧弱さ、食習慣、ストレス、環境汚染などを考えると、いくら食生活を充実させても間に合わないところがあります。ビタミンB群を10mg摂るのに165カップの新鮮な野菜や果物や穀類が必要なのです。しかも期待するだけの量の栄養素を実際に摂れるかどうか保証はないのです。栄養素を食べ物で摂るのが一番自然です。しかしその食べ物にそれだけの力がない以上、それを補うだけのものを健康(栄養)補助食品で手軽に摂るのは賢明です。時代によって知識が変わっていきます。無精製の食べ物が見直されて、白米より玄米、白いパンより全粒紛のパンのほうが断然栄養が豊富で人間の体に役に立つということが科学的に証明されています。同様に、その時代の知識に応じて、健康(栄養)補助食品も当然変わるべきです。もはや合成したビタミンやミネラル単品を健康(栄養)補助食品として摂っている時代ではありません。無精製の栄養素を健康(栄養)補助食品として摂れる時代になったのです。