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「美人な服」を着ていると、それだけで女は、得をする

女は本当に、服一枚で、とても得をしたり、ひどく損をしたりする。具体的には、初めて行ったお店で、お料理やデザートが一品多く出たりするお得、合コンでひとりモテてしまうお得、電車でオジサンの足を思いきり踏んでしまったのに、にっこり許してもらえるお得、そして仕事場でミスをしても必要以上に怒られないお得まで。なにげないけれど、ほのかな幸せをくれる日常的な得は、まさに服一枚で簡単に得られるもの、と言っていい。じゃあ、そういう具体的な得をする服ってどんな服か?これは、ズバリ「美人な服」いかにも美人が着そうな服……と言ったらいいだろうか?シンプルなヒザ丈のワンピースとか、ふんわりスカートとか、サイズが合った仕立ての美しいパンツとか、あるいはまた、淡いブルーのカットソーとか、ピンクのツイードジャケットとか、ベージュのカーディガンとか……。そして華奢な印象のハイヒールの靴まで。これはもう理屈抜き、誰でも美人に見える服、それ自体が「美人ふう」の雰囲気をもってしまっている服って、あると思う。で、もちろんそういう服を着れば、女はどんな環境にあってもそこそこキレイに見えるけれど、でも得をするのはもっと別の理由。そういう服を選ぶ、その心意気に対して、世間は彼女をちょっと優遇したい気持ちになるのだ。