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塾通いのトラブル

「塾に預けておけば安心」。これは子どもが慣れて、塾も何かあったらすぐ知らせてくれるような信頼関係があってこそ。それまでは注意深く子どもの様子を見て、子どもと会話し、塾での様子を探らなければいけない。例えば子ども同士のトラブル。女の子が男の子に消しゴムを投げられたなどのトラブルはしょっちゅう起こる。大半は休み時間に起こるので、気づかれないこともある。しかし、一回くらいならともかく、毎回されたらだんだん塾通いの重荷になるだろう。塾に伝えて対応してもらおう。普通なら当人同士を呼んで事情を聞き、ただのいたずらなら注意して謝らせればそれで収まる。そして席順を変えればいい。もし、その程度の対応すらしてくれないようであれば、その塾はやめたほうがいい。授業が終わってもなかなか帰らない子がいる。とくに六年生に多い。本当に勉強のために残っている(質問や居残り自習)ならよいが、なかには注意しないとほとんど勉強しないで一時間以上も残る子がいる。塾が好きなのは塾としては結構なことだが、こういう子どもの大部分は家庭に帰りたくない、つまり家庭生活に大きなストレスを抱えていると考えられる。家庭に居場所がないお父さんが居酒屋で時間をつぶすのと同じことかもしれない。もちろんストレスの根本は受験勉強だが、家庭で「勉強しなさい」と厳しくされるのが帰りたくない理由の第一位だ。受験が迫ってくれば、ハッパをかけたくなる親心は理解できるが、そのハッパは塾でかけたほうが効果は大きく、家庭でのストレスも増えない。家で勉強しないときはすぐに叱りたくなるのをこらえ、塾に連絡して状況を説明し、講師にハッパをかけてもらうといいだろう。そして塾帰りが遅くなることが多いときは、本当に勉強で遅くなっているのか確認したほうがいい。

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