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全世界1億6000万人に利用される

技術が開発されたことで、ユーザーはインターネット内の膨大なデータをクリックひとつで取り出し、閲覧することができるようになり、インターネット利用者の数を飛躍的に増加させたのである。インターネットに関する革新的な技術についてはまだ多くのものがあるが、それらについての解説は、専門書にゆだねることにしたい。ここで述べておきたいのは、インターネットの技術の背景には、「標準化」という概念が常に働いているということだ。インターネットが、全世界1億6000万人に利用されるようになるまで発展したのは「誰にでも使える」ということが大きな要因となっている。だが、誰にでも使えるためには、その使用方法などが標準化されなければならない。ふだん私たちは、マウスをクリックするという行為を何げなくおこなっている。だが、これは、クリックするという行為にどういう意味があるかをすべてのパソコンユーザーが理解しているからこそできることなのだ。マウスを使ってパソコンを操作することは、全世界のパソコンユーザーのあいだでマウスをクリックするという操作方法が標準化されていることにほかならない。インターネットは、技術面や操作面などの諸々の問題を全世界的に標準化したのである。標準化という概念は、情報のデジタル化とも密接な関係がある。データ等のデジタル化は、現在のパソコンやインターネットに関係するあらゆる技術を生み出す元となっている。送る情報の抽象化レベルを上げるというのが、基本的にデジタル化するということだ。

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