エンジンの調子がどうもよくない……といったときは、点火プラグを外してその発火部を見るのがひとつの手だ。そうすれば、どんな理由で調子をくずしているのか、だいたい見当がつく。燃焼状態がよければ、点火プラグの電極や絶縁体部分は、キツネ色か薄ネズミ色にきれいに焼けている。ところが、混合ガスが薄い、冷却が不十分、あるいは粗悪ガソリンでオクタン価が低い……といった場合は、電極も絶縁部も真っ白に焼けただれた感じになってしまう。
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逆に混合ガスが濃かったり、点火時期か遅れていたり、ポイントやコイルが不良……といった場合には、電極/絶縁体部分は黒いカーボンで覆われていたり、濡れたような状態になっているはずだ。電子制御式エンジンをはじめとして最新のエンジンは、みんな燃焼コントロールに高度な技術を注入している。したがって、こういった状態になることは非常に少ない。しかし、古いエンジンにはあることだし、エンジンのコンディションを知るひとつの基本方法として知っておいたほうかいい。なお、点火プラグは10万km無交換の白金プラグなどもあるが、ふつうのものならだいたい2万kmあたりが交換サイクルだ。点火プラグはエンジンのコンディションを左右するものだけに、できれば少し早めの交換をすすめたい。