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シップも化粧品も、開発者はみんな苦労している

有効成分を皮膚に浸透させるために、製薬・化粧品メーカーではさまざまな工夫や試みがなされています。たとえば、シップ剤はどのようにして有効成分が皮膚へと浸透されると思いますか?実はシップ剤に含まれている有効成分は皮膚内へと浸透することが困難なため、皮膚の最外部である角質層にダメージを与えて有効成分を浸透させているのです。シップ剤でのかぶれや、ニトログリセリンを含有した狭心症治療テープなどでのかぶれは、実は「そのかぶれによって有効成分の皮膚への浸透を助ける」といった重要な役割を演じているのです。かぶれるのはいやなものですが、逆にかぶれの少ないシップは効きにくいということなのです。製薬会社はなんとかして、有効成分をかぶれずに皮膚へと浸透させるよう研究をしているのです。しかし、これが考えられるほど簡単のことではありません。ジェルタイプの痛み止めなども、有効成分をうまく浸透させるために考えられた一種の「DDS」です。一方、化粧品メーカーも皮膚から有効成分を浸透させるために日々研究を重ねています。最近ではワルモノの代表にされつつある「界面活性剤」もその一つです。でも、やはり界面活性剤も少なからず皮膚にダメージを与えることによって有効成分を浸透させているのです。化粧品の功罪の一つといえるでしょう。ところで、CO2ジェル(メディプローラー)の中には界面活性剤も、かぶれを起こすような成分もいっさい入っていません。すべて、食べても問題のない成分だけでできています。なぜ、CO2ジェルは皮膚にダメージを与えずに有効成分を浸透させることが可能なのか、その詳細は実ははっきりとはわかってません。CO2が気体であることや、二酸化炭素発生時に生じるイオンが関与しているのかも知れません。
(参考情報)
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