「粗利益」は利益として残らず「粗損失」となる場合が多い。その不動産を右から左へ動かすだけで、不動産屋は三〇〇万円を超える手数料を受け取ることができる。工務店にしてもハウスメーカーにしても同じ具合である。これらを比較をすれば、設計料はお買い得、建築士は丸損である。二〇〇万円という金額の設計料は激安のボランティア価格である。ときには、何で設計料とはこんなに安いのかと思うほどである。また、建て売り住宅やプレハブ住宅などの場合、設計の自由度はほとんどない。
(参考)
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洋服でいえば既製服である。しかし、設計料を10パーセント支払えば自由に希望通りの家ができる。洋服でぃえばオーダーメードである。既製品の洋服にI〇パーセントの追加でオーダーメードの洋服が作れるであろうか。洋服に限らず、大概のものはオーダーメードにすれば、相当の割高になるはずである。ところが、住宅はI〇八フセントの追加でオーダーメードである。確かに「二〇〇万円」という絶対的金額を見れば一財産だが、一言OO万円の資産を既製品にするのか、オーダーメードにするかを考えれば、高いとは言えない。優秀な建築士が設計業務を自らきちんとしてくれるならば、設計料の支払いは非常に得といえる。