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総合職をめざす女性にハンデはあるか

一九五〇〜六〇年代といえば、あなたのお母さんのお母さん、つまり、おばあちゃんの世代でしょう。当時、就活で女性は大きなハンデを背負っていました。一九五七年の「婦人公論」十二月号では、女性差別の実態が明らかにされています。「(女子学生の)来春卒業見込みは370名ですが、そのうち就職希望者が270名、わたしらは一割入れればよいとみています」(早稲田大就職課)「『女があまり仕事熱心になるのは不幸ですよ。婚期がおくれでもしたらあなた自身のためにならない』といわれた」(津田塾大卒、女性社員)「男女同権、同一賃金、同一労働だからと高給を要求しながら仕事になると高校卒なみ」(記事)女性が社会に出るにあたっては、こういう過去もあったのですね。

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この記事から五十年以上経過した現代の日本。男女同権か、と言われれば、まだ不平等な点は残されたままです。しかし、就活ではむしろ女子学生が優位に立っています。文部科学省学校基本調査によると、二〇〇〇年以降、大卒の就職率は女子学生が男子を上回っています。とくに二〇一〇年三月卒業者のデータでは女子六六・六パーセント、男子五六・四パーセント(男女計六〇・八パーセント)と、はじめて1〇ポイント以上の差をつけました。先の記事の出た一九五七年では男子八〇・一パーセント、女子五七・ニパーセント(男女計七六・九パーセント)でしたから、これは画期的なことです。なかには「人物評価、優秀さいずれも女子が上。でも女性社員ばかりふやすわけにもいかないので、評価の高い女子学生をあえて落とすことすらある」との裏話があるほど。就活において、もはや女性であることはハンデにはなりません。これは断言できます。ご安心を。