教科書の問題点、それから教科書のあるべき姿、家庭での対応などを見てきたが、現在の教科書の弱点を総括すると、・内容が削減されている・自学自習ができない・演習問題が少ないという3点に絞ることができる。文部科学省の考え方では、最近の子どもたちは勉強しない→学力が下がっている→授業についてこられない子どもが増えた→じゃあ、内容を削減して演習問題を減らしましょう、ということで指導要領を打ち出してきた。文部科学省の考え方はとても短絡的だ。最近、アメリカでも自学自習に偏りすぎるのではないかという反省は出ている。そこで、勝手にやらせる方法を反省して、カリキュラムを整備して、もっとテストをきちんとやるという方向に動いている。しかし教科書そのものは変えてはいない。教科書の質が悪いということではないからだ。